妊活には「プロテイン」が良い、という話を最近よく耳にするようになりました。
プロテインと言えば筋肉を増強するというイメージが一般的ですが、なぜ妊活に効果的と言われるようになったのでしょう
- 妊娠するためにプロテインがどんな働き
- 摂取するデメリット
この記事では妊活とプロテインの関係を詳しく解説します。
目次
妊活にプロテインを選ぶ人が多くなっている
妊活と言えば葉酸やマカといったサプリがまず思い浮かびますよね。
しかし、最近妊活中の男女に注目され始めているのが「プロテイン」です。
2018年1月に第1子を出産した元モー娘。の保田圭さんも、妊活中にプロテインを毎日飲んでいたそう!
プロテインとは日本語で「タンパク質」のことです。
三大栄養素のひとつであるタンパク質は、筋肉をはじめ、内臓・骨・血液・肌や髪といった、私たちのカラダをつくる根本的な材料です。
それはもちろん、卵巣や子宮などの臓器にとっても同じこと。
欧米人に比べてタンパク質の摂取量が少ないアジア人は、卵子の質が低下しやすく不妊率が高いことも分かっています。
そんなタンパク質を効率的に補給できるとして、今妊活において注目されつつあるのがプロテインなのです。
なんで妊活にプロテインが効果的なの?
妊娠するために必要不可欠なタンパク質を手軽に補えるプロテイン。
なぜ妊活中の方におすすめできるのか、さらに男性への効果など、以下で詳しく解説していきます。
プロテイン=タンパク質は妊娠しやすいカラダをつくる土台
タンパク質は人間の体の約20%を占めており、これは実は水分(60%)に次ぐ量です。
冒頭でも触れましたが、体をつくる材料であるタンパク質が不足すれば、子宮や卵巣機能の低下や、卵子の質の低下を招く危険があります。
また、タンパク質は女性ホルモンを生成する材料でもあるため、不足すると生理周期の乱れなどの悪影響も。
特に妊活中にはできるだけ不足させないようにすることが大切です。
妊活中に不足しがちなタンパク質をプロテインで補おう!
厚生労働省によると、日本人が1日に必要としているタンパク質の量は、成人男性で50g~60g、成人女性で40g~50g。
しかし、日本人のタンパク質摂取量は年々減少傾向にあることが分かっています。
ここで、タンパク質が豊富な代表的な食材のタンパク質含有量を見てみましょう。
- 肉類(100gあたり)…鶏ささみ=約23g/牛もも肉=約21g
- 卵(1個)=約6g
- 木綿豆腐(1丁)=約20g
女性が1日の必要量を補うには、肉類なら1日200g以上、木綿豆腐なら2丁以上、卵なら6~7個も食べなければならず、毎日食べるのは中々に難しいと分かります。
また必要量を食事から無理に摂ろうとすれば、ほとんどの場合カロリー過多になってしまうのです。
そこで注目されているのが、脂質や糖質は抑えつつタンパク質を摂れるプロテイン。
ダイエットやボディメイクに使用する女性も増えていますが、プロテインなら低カロリーで良質なタンパク質をしっかり摂取することができます。
日々のタンパク質不足はもちろん、妊活中のタンパク質不足を手軽に補うためにも手に取る女性が増えているのです。
また粉末状のプロテインはアレンジしやすく、スイーツや普段の食事に加えて摂取しやすいため、妊活中に負担なく続けられることも人気が高まりつつある理由のようです。
妊活中ならソイプロテインがおすすめ
プロテインには、ホエイプロテイン・ガゼインプロテイン(動物性プロテイン)とソイプロテイン(植物性プロテイン)の3種類があります。
なかでも妊活中におすすめなのが、大豆を原料とする「ソイプロテイン」。
植物性タンパク質を効率よく補うことができ、さらに女性ホルモンをサポートする大豆イソフラボンも同時に摂れるため妊活中の女性には最適です。
イソフラボンには、卵子を老化させる「活性酸素」の除去や、さらにダイエット効果・エストロゲン様作用による美容効果など女性にとって嬉しい効果がたくさん。
妊活のサポートにプラスして、女性らしい体づくりにも役立ってくれます。
プロテインは男性の妊活にも効果が期待されている
男性側の不妊の原因には、精子の量が少ない、精子の運動量が少ないことが挙げられます。プロテインには、この問題を解決する可能性があることも指摘されています。
筑波大学の研究によると、精子の運動量を決定づける「精子カルシニューリン」という物質が不足しているマウスの精子は、運動量が低く受精に至りにくいことが分かっています。
そしてこの精子カルシニューリンを増やすためにプロテインの摂取が効果的という報告が発表されているのです。
またプロテインには成長ホルモンの分泌を促す「アルギニン」が含まれるため、マカなどと同様に細胞分裂を促進し精子の数を増やす効果も期待できると言われています。
プロテインによる妊活のデメリット
では、妊活中にプロテインを飲むデメリットはあるのでしょうか?
プロテインのデメリットと言えば、やはり「飲みにくさ」「シェイクする手間」です。
毎日シェイカーを振って作るのが面倒という人は多いのではないでしょうか。また、粉っぽさや独特の風味が気になる人もいるでしょう。
タブレットタイプも存在しますが、同量のタンパク質を摂取するためには摂取量を増やさなくてはならないため、パウダーより割高になるというデメリットがあります。
また過剰摂取すると内臓疲労を引き起こす場合もある他、海外製品には安全基準を超えた重金属が混入していた事例もあるので、「摂取量を守る」「国内生産品を選ぶ」などの配慮も必要です。
妊娠を確認したらプロテインは控える
妊娠を目的としている妊活は、妊娠しやすい体づくりもの。妊娠の初期症状や普段と異なる異変を感じたら、プロテインの飲用は控えましょう。当サイトでオススメしているソイプロテインに含まれる大豆イソフラボン。そこに理由がありました。
食品安全委員会の資料を参考にすると、大豆イソフラボンは妊娠中の摂取について推奨できないとなっており、生殖器が未発達の乳幼児に対し過剰な摂取は安全性が明確ではないと判断されています。(特定保健用食品)
特定保健用食品の大豆イソフラボンについてでしたが、食生活で摂取する以上に妊娠中は過剰に摂取しないということは気を付けたいポイント!
特に妊娠中はビタミンも過剰摂取にならないよう推奨されているので、経口製剤などの飲用は避けたいところです。過剰摂取にならない、妊活100%を応援する葉酸サプリが販売されていました。飲んでも解約できるので、覗いてみてはいかがでしょうか。
「ラルーン」利用者の声を具現化!HPを覗いてみる
おすすめの妊活プロテイン
妊活中でプロテイン初心者の女性にもおすすめできるのが、100%植物由来のソイプロテインです。
ザバス ソイプロテイン100
ディアナチュラアクティブ ソイプロテイン
リプロプロテイン
リプロプロテインは上記の100%プロテインと異なり、グラスフェッド牛の乳から作ったホエイ100%のプロテイン。
アメリカ産婦人科学会(ACOG)に基づきタンパク質のカロリーが糖質のカロリーを下回った食事が妊活最適な元気な細胞づくりに貢献するそうです。
詳しくはこちらで読んでみてくださいね。
⇒ながいきや本舗
※妊トレDVD付き
※日本不妊カウンセリング学会認定
ジェシカズ・フォーミュラ
「ジェシカズ・フォーミュラ」です。
もともと女性のダイエットやボディメイクに適したプロテインで、低カロリー・低糖質ながら、タンパク質量は56%の高濃度。
1杯分のカロリーは一般的なプロテインに比べて約半分、糖質は1杯0.7gに抑えてあるので、「妊活していてタンパク質不足が気になるけど、カロリーや糖質は控えたい」という人にピッタリです。
プロテイン特有の飲みにくさもしっかり克服。
アサイー&ミックスベリーのさわやかな甘さは30回以上も試作・試飲を繰り返したこだわりの味だそう。
パッケージも可愛らしく、女性が手に取りやすいのもポイント。毎日のタンパク質不足を美味しく補って、妊娠しやすい身体の土台づくりに貢献してくれます。
安全性にもこだわった100%国内生産。さらに「30日間返金保証」も付いているので、初めてプロテインを飲む人でも安心ですね。
妊活にプロテインを…と考えている人は試してみてはいかがでしょうか?
CRAS(クラース)
タレントやモデルをしているマギーさんが1年かけて開発したソイプロテインが「CRAS(クラース)」。
たんぱく質85%という圧倒的な含有率に加え、アミノ酸スコアが100という良質なたんぱく質。
糖質にも天然の沖縄産黒糖きなこと静岡産黒糖抹茶を採用!
またソイプロテインというと高いイメージがありますが、1食あたり98円とコスパがいいので続けやすいのも魅力です。
栄養面、品質、味にこだわり究極のソイプロテインを目指した飲む美容ドリンク。
現代社会で崩しがちな女性の強い味方となってくれますよね。
初回は1480円ですが、4回の継続が必要なことがわかりました。
もっと妊活の効果を高める飲み方やレシピを紹介!ダイエットにも効果的
粉末タイプが主流でアレンジしやすいプロテイン。美味しく摂れる簡単レシピもあわせて紹介します。
プロテイン×グリーンスムージー
【材料】
バナナ…1本
ほうれん草…3束
豆乳or牛乳…150mg
粉末プロテイン…10g
【作り方】
- ほうれん草はざく切りにし、バナナは適当な大きさに切ります
- 全部をミキサーにかけ混ぜればOK !
プロテイン×パンケーキ
【材料】
卵…2個
粉末プロテイン…30g
ベーキングパウダー…5g
無脂肪ヨーグルト…100g
【作り方】
- 卵2個とプロテインをボールに入れ、ダマが無くなるまで混ぜます
- ベーキングパウダー・無脂肪ヨーグルトを追加して混ぜます
- 熱したフライパンに流し入れ、蓋をして2.3分焼きます
- 生地がふっくらしたらひっくり返し、反対側も1分くらい焼いたら完成!
まとめ
妊活に良いと言われるプロテイン、そこには「タンパク質で妊娠しやすい身体の土台をつくる」という理由がありました。
不足しがちなタンパク質をプロテインで補えば、魅力的なプロポーションづくりにも。
健康な卵巣・子宮・そして卵子を育てるためにもプロテインを役立ててみませんか?